プリンター消耗品の種類と選び方
プリンターや複合機を使用する際、トナーカートリッジやインクカートリッジなどの消耗品は必ず必要になります。特にトナーはランニングコストの中でも大きな割合を占めるため、できるだけ安価なものを選びたくなるかもしれません。しかし、印刷品質や機器の安定稼働を考えると、単純に価格だけで選ぶことはおすすめできません。
消耗品を選ぶ際は、日常的にどのような印刷を行うかを考え、目的に合った種類を選ぶことが重要です。ここでは、現在流通しているトナーカートリッジの種類と特徴をご紹介します。
トナーカートリッジの種類
1. 純正品
純正品とは、プリンタ本体の製造メーカーが国内向けに生産する新品のトナーカートリッジのことです。特徴は以下の通りです。
- 安定した印刷品質
- 製造メーカーの保証が適用されるため安心
- 価格は高め
安心して使用できる一方、コスト面ではやや負担が大きくなることがあります。
2. 汎用品(OEM品)
汎用品は、プリンタ本体製造メーカー以外の企業が生産する新品のトナーカートリッジです。ノーブランド品とも呼ばれ、純正品と同等の性能を持つものもあります。
- 価格が純正品より安価
- メーカー保証は基本的に適用されない
- 純正品と同等の印刷品質のものも存在
コストを抑えたい場合に選択肢となりますが、品質や互換性には注意が必要です。
3. リサイクル品(再生品)
リサイクル品は、使用済みのトナーカートリッジを回収し、消耗部品をメンテナンスした上で新しいトナーを充填したものです。種類によって品質と価格が異なります。
- メーカー純正リサイクル品:製造メーカーのトナーやカートリッジを使用し、品質が安定。価格はやや高め。
- 非純正リサイクル品:製造メーカー以外のトナーやカートリッジを使用。価格は安価だが、品質は純正リサイクル品より劣る場合がある。
印刷量が多い場合やコストを重視する場合には有効ですが、印刷品質や機器への影響を事前に確認することが重要です。
消耗品選びのポイント
プリンターや複合機の消耗品を選ぶ際は、以下の点を意識しましょう。
- 印刷品質の重要度:ビジネス文書や写真印刷など用途に応じた選択
- コスト:ランニングコストを考慮し、純正品・汎用品・リサイクル品を比較
- 互換性・保証:メーカー保証や互換性の確認
- 環境への配慮:リサイクル品の利用などサステナブルな選択肢も検討
まとめ
プリンター消耗品には、純正品、汎用品(OEM)、リサイクル品の3種類があります。それぞれに特徴があり、コスト、印刷品質、保証の有無などを踏まえて選ぶことが大切です。用途や印刷頻度に応じて適切な消耗品を選ぶことで、ランニングコストを抑えつつ安定した印刷環境を維持できます。
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