リサイクルトナーの仕組みと選び方|コスト削減と品質を両立するポイント
オフィスでの印刷コストを抑えるため、純正トナーの代わりに「リサイクルトナー」を利用する企業が増えています。 リサイクルトナーは環境にやさしく、コスト面でも大きなメリットがありますが、業者や方式によって品質や対応スピードが異なります。 この記事では、リサイクルトナーの基本的な仕組みと、導入前に知っておくべきポイントを解説します。
リサイクルトナーとは?
リサイクルトナーとは、使用済みのトナーカートリッジを回収し、内部のトナー(粉末状のインク)を再充填して再利用する製品のことです。 新品の純正カートリッジと比べて価格が安く、廃棄物の削減にもつながるため、コスト削減と環境保全の両立が期待できます。
リサイクルトナーのサービス方式
リサイクルトナーの提供方式には主に「プール方式」と「リターン方式」の2種類があります。 それぞれに特徴があり、自社の印刷量や業務スタイルに合わせて選ぶことが重要です。
プール方式(即時交換型)
プール方式とは、業者があらかじめ複数のトナーカートリッジを回収・再生し、在庫として保管しておく方式です。 発注時には、再生済みのトナーをすぐに提供できるため、納期が早く、業務の中断を防げる点が大きなメリットです。
- メリット
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- 注文後すぐに交換可能
- 自社で在庫を抱える必要がない
- 交換作業がスムーズで業務効率が高い
- デメリット
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- 他社で使用されたカートリッジを利用する場合がある
- 製品ごとに個体差が出やすい
リターン方式(個別再生型)
リターン方式は、使用済みのカートリッジを業者に送り、同じカートリッジにトナーを補充して返却してもらう方式です。 自社で使っていたカートリッジを再利用するため、装着のフィット感や印刷品質のばらつきが少ないという利点があります。
- メリット
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- 自社のカートリッジを再利用できるため安心感がある
- コストをさらに抑えやすい
- 品質が安定しやすい
- デメリット
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- 再生・返却までに時間がかかる
- 在庫を一定数確保する必要がある
導入時に確認すべきポイント
リサイクルトナーを導入する際は、単に価格だけでなく、以下のようなポイントも確認しておくことが大切です。
- 品質保証やトラブル対応: 印字不良やカートリッジ不具合に対する保証があるかをチェック。
- 対応機種の確認: 自社で使っているプリンター(ブラザー、キヤノンなど)に適合するか確認。
- 納期とサポート体制: 交換までのスピードやサポート窓口の対応も重要。
- 環境対応: 再資源化や廃棄処理に配慮した企業かどうかも選定のポイント。
まとめ
リサイクルトナーは、コスト削減と環境保全の両立を実現できる有効な選択肢です。 プール方式はスピード重視の企業に、リターン方式は品質やコスト重視の企業に向いています。 自社の業務スタイルに合った方式を選び、信頼できる業者と契約することで、安心して長期的に利用することができます。
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